僕は自分で言うのもなんですがかなり色んな面でこだわりが強い方だと思います。
特にノマドワーカーの僕にとって、普段持ち歩くモバイルパソコンとして何を選択するかと言う事についてかなり念入りに検討を繰り返してきました。
そして結局最終的にはレッツノートにまた戻ってきたと言うことになります。
このレッツノートは何が魅力的なのかと言う事についてこれからじっくりと伝えていきたいと思います。
僕はパナソニックとはなんのしがらみもないので、良いところも悪いところも本音で話していきますよ。
これまでのパソコンの使用歴
これまで僕が使ってきたのは、一番最初にレッツノートSVと言うものを使っておりました。
こちらの機種について、満足はしていたのですが、ちょっとスタイリッシュじゃなくて厚みもあることから、もっといいパソコンがあるんじゃないかと浮気心が生じてしまい、その後LGgram(以下、LGといいます。)と言うパソコンに切り替え、これにも飽きてしまい、その後にNECのLAVIEProMobile(以下、NECといいます。)と言うモデルに切り替えました。
使ってみた結果最終的には、レッツノートQV8と言う今の使っている機種にしました。
結局レッツノートに復帰したわけです。
ではなぜ最終的に僕がレッツノートに戻ったのかについて僕なりの視点で他のLGとNECと比較しながら述べていきたいと思います。
基本的に僕のスタイルとしてはノマドワークと言うことが非常に多いです。
僕は結構出張なども多く、移動中や出張先などで裁判所に出す書類を作成したりといったことを行っているのです。
そうなると、必然的に僕がモバイルパソコンを選ぶポイントと言うものが絞られてきます。
それは以下の通りになります。
これらの視点をもとにまとめていきますね。
持ち運びのしやすさ
レッツノートは確かに軽い部類には入るのですが、それでも前者2つのパソコンに比べると重量ははあります。
特にNECに関しては800グラム代で片手で持つにも非常に軽く、持ち運びと言う点においてはこちらのほうが全然よかったです。
これに匹敵するモバイルパソコンは富士通くらいしか思いつきません。
LGに関しては965グラムで、今のレッツノートQVのLTEモデルが980グラム位なので、比べてもさほど変わりはないので、どっちもどっちといったところでしょうか。
ただレッツノートはどちらかと言うとサイズがコンパクトで、かつてのレッツノートのぼてっと厚みのあるスタイルから一変して、非常にコンバクトかつスタイリッシュになったので、リュックサックやスーツケースへの収納しやすさが格段に上がり、持ち運びがしやすいと言う点ではグラムに比べるとレッツノートのほうが上と言えるでしょうか。
どっちもほとんど変わらないけどな。。。
それでも、レッツノートQVを使う1つだけ大きなメリットがありました。
僕はこれまでiPadとPCの二台持ち運んでいたのですが、このレッツノートQV は、タブレット的な使い方ができると言うことで、このiPad Proを持ち運ぶ必要が無くなりました。
僕はこれまでiPadProを使いPDFの書面を開いて(裁判の資料をひとまとめにPDFにしている)、裁判官から指摘されたことなどをApplePencilで書き込んだりしてきたのですが、こちらレッツノートQVにも別売ではありますが、タブレットペンが用意されているため、同様の使い方ができます。
ただ、そうは言ってもiPadはタブレットとして非常に完成度が高く抜群の使いやすさなので、それと比較するとレッツノートは、まだまだタブレット用途としては全然使いにくく、iPadの方が優れていることは間違いがないのです。
Magic Keyboardなどというノマドワーカーのキラーコンテンツも出るし。。。
それでも、なんとかこのレッツノート1台で済ませるような事は可能になったので、そういった意味でリュックに入っている総重量としては、節約できたと言えるのではないかと思います。
入力関係
キーボードの打刻感
やはり、レッツノートの魅力と言うと1番がキーボードの入力のしやすさと思います。最近僕は書面やこのブログを作成する上で、音声入力にシフトしてきており、あまりキーボードをカタカタといじること自体は非常に少なくなってきております。
ただ移動中に電車の中とかで音声入力による書面の作成と言うわけにもいきませんし、また音声入力も万能ではないことからキーボードで手直しをすると言う作業が必要になります。
その点、レッツノートのキーボードはとにかくストロークがしっかりしており押し心地が非常によいです。
こちらについては、一般的にはレッツノートSVの方がキーボードの広さがあって押しやすいと言われているのですが、僕の手の大きさからするとこのレッツノートQVも全く問題がなく非常に押しやすいものとなっております。
ただ、こちらは人によるので店頭で実際触ってみることをお勧めします。
確かにこれまで使ったLGやNECなんかも特にキーボードを打つと言う点では、何の支障もなかったのですが、こちらのレッツノートはこの打刻感が非常に仕事に対するモチベーションをあげてくれるのです。
このモチベーション上げてくれると言う事は、ノマドワーカーにとって重要なことなのですよ。
タッチパッドの使いやすさ
このタッチパッドに関しては申し訳ないですが3つのパソコンどれをとってみても使いづらかったです。
特にNECのLAVIEProMobileにおいては、右クリック左クリックの境目が非常に微妙で、左クリックをしているつもりなのに右クリックをされていたり、また逆も然りとあったりと非常に使い勝手が悪いものとなっておりました。
すげーイライラするぜ。。。
やはり、タッチパッドの滑りと言う部分に関しては趣味で使うこともあるMacBookに比べるとはるかに使いづらく、誤クリックなどが頻繁に発生する事態となっております。
特に多いのがファイルを勝手につまんで移動しちゃうやつな
レッツノートと言えば、代名詞とも言われているクルクルパッドですが、こちらもとてもじゃないですが、使い勝手が良いとは思えません。
もしかしたら、慣れればそんなこともないのかもしれませんが、スクロールする際は2本指で行ったり、もしくはマウスを使ったほうがはるかにやりやすいです。
ちなみに、私はMicrosoftSurfaceArcMouseと言うマイクロソフトが販売しているマウスを使っており、こちらは複数の色があるため、レッツノートの天板色であるワインレッドとお揃いといえるくらい近い色もあるので(バーガンディという色を選ぶといいでしょう )、ノマドワークをする上で重要なおしゃれと言う部分で、また、持ち運びという部分においても大変優れたものとなっております。
デザイン
人によっては、しっかりと軽快にパソコンが起動さえすれば、デザインなんて関係ないと言う人もいるかもしれません。
しかし、僕の場合はこのデザインと言うものはかなり重要なウェイトを占めていることは間違いありません。
そして、僕の中ではこれまで使ってきた3つのパソコンの中でレッツノートが最もかっこいいと思っております。
LGに関しては、ちょっとごつごつしており、最初のうちはかっこいいと思うのですが、非常に無機質で味気がない感じがしました。
そしてNECですが、こちらはほんとにデザインもカッコ良いのですが、なんか非常に軽いこととも相まって、ちょっと安いおもちゃみたいな感じなのですよね。
それに比べてもレッツノートが僕の場合は圧倒的にかっこいいと思っております。
特にレッツノートは天板やタッチパッドの色をカスタマイズできることが(直販モデルのみ)、特徴ではあります。
こちら、僕は悩んだ上に、天板とタッチ(ホイール)パッドの色はワインレッドで統一し、本体は黒にいたしました。
以前に使っていたレッツノートSVは軽量を重視し、ドライブレスモデルを選択したのですが、こちらに関して本体の色はシルバーしか選べず、天板やタッチパッドは青にしたのですが、やはり本体の色は黒である方が圧倒的にかっこいいですね。
そして先ほども述べた通り、マイクロソフトのマウスとのデザイン的な相性が非常に良くなっているため、こちらセットで使うと非常に仕事に対するモチベーションを掻き立ててくれるのです。
バッテリー持ち
こちらは残念ながら、前2つに使ったモデルに比べると残念なことになっております。特にグラムは26時間電池が持つことが売りになっているのですが、その名に恥じず、非常に電池持ちが良かったです。
ほぼ出張に持っていっても、まる二日間バッテリーが持つので、充電器等持ち運びをしなくても済みました。
ただ、どちらもType-cのパワーデリバリー(PD)による充電器に対応しているため、充電器を持ち歩いてもさほどかさばる事はありません。
ただやっぱりバッテリー持ちが良いと言うものは正義であります。
一方、NECですが、こちらは公式のバッテリー持ち時間が20時間と言う事となっているのですが、正直申し上げまして、あんまり電池持ちが良いとは感じられませんでした。LGグラムと比べると公式では6時間しか変わらないはずなのですが、LGの方が圧倒的に電池持ちが良いと感じておりました。
せいぜいちゃんと使えるのは7時8時間位じゃないかと言う実感です。
これと比較して、LGはほんとに長時間充電なく使えると言う印象でした。
一方我らがレッツノートですが、こちらはQVに関しては残念ながら電池持ちは良くありません。
3時間もずっとパソコンをつけっぱなしで作業を行っていると、バッテリーが心もとなくなってきてしまいます。
SVについては結構バッテリー持ちが良かったのですが、残念です。
また、SVと違ってバッテリーもサイズが1種類しかありません。
公式の情報では、電池持ちはもっと良いはずなのですが、私の設定が悪いのかどうか分かりませんが、そこまでもつイメージは全然なく、これだけが本当にこのレッツノートQVの弱点と言えると思います。
ただ先ほども申し上げた通りパワーデリバリーの充電器に対応しているので、今はカフェをはじめとしてどこもコンセント設備が充実しているところが多いのでさほど気になる事は無いかもしれません。
私は最近のコンセントの充実ぶりから、バッテリーの持ち時間については目をつぶることにしました。
まとめると、ガチで使うと下記の印象。
その他
値段
よく言われることですが、レッツノートは非常に高額です。
私も容量以外ほぼフルスペックを装備したために、40万円ほどかかっております。
なかなか持ち歩くノートパソコンに40万円というのは高過ぎるかもしれません。
ただ私は法律事務所の代表者として売り上げを作っていく立場にある人間です。
そしてその売り上げを作るために、最も重要なパートナーといってもいいパソコンに金額を惜しむと言う事はあまり得策ではないのかなと考えております。
そして、それぐらいの金額を払う価値はこの機種に十分にあると思います。
サイズ
レッツノートの特徴の一つとして、少々縦長の画面であることが挙げられます。
こちら、書面作成の機会が多い僕には、横長の画面に比べて非常に見やすいというのが特徴となります。
横長の用途ってよくわからんよね、はっきり言って。
LTEの完備
このノートパソコンの決め手となった最大の点は、LTEが完備されていることです。
他の2つのパソコンは無論ついておりません。
開けた瞬間にメールの確認ができることは、ノマドワーカー(弁護士)にとってはかなりの利点となります。
モバイルルーターの電源を入れたり、携帯電話とテザリングする作業にワンテンポはいるというのは僕にとってはストレスとなります。
月1000円前後である程度のビジネス用途は通信面では満たせると思います。
まとめ
レッツノートの特徴をまとめると、
- デザインがかっこいい
- LTE快適すぎる
- 持ち運びもしやすい
- キーボード打ちやすい
- バッテリー持ちは残念ながらいまいち
ということになりましょうか。
僕自身はこのパソコンを読んでくださるかたにオススメしたいとは思いますが、こちらの記事を参考に皆さんも十分に検討して最良のパートナーを見つけていただくことを祈念しております。
なお、NECのことあまり良いこと言わなかったですが、パソコンを開いたときに少し奥面が持ち上がって、打ちやすくなるというところは良かったと思います。
一応レッツノートQVのアマゾンリンク貼っておきますね。
高い。。。。
パナソニック CF-QV8PFNQR Let`s note QV8 店頭(Core i7-8565U/SSD512GB/W10Pro64/12.0WQXGA+/ブラック/OFHB2019/LTE)
レッツノートSVはこちら。