山梨は残念ながら車の運転を避けて通るわけにはいきません。
何なら2件離れたコンビニまで車で行くと言うのがデフォルトでございます。
そんな僕が大変好きな言葉は「オート」だとか「全自動」だとか何か楽になるような雰囲気がある単語である事は言うまでもありません。
そのような私に夢のような車が登場しました。
それが日産の新型スカイラインです。
こちら矢沢永吉さんがCMなどで手放し運転をしているのをご覧になり、皆さんの中でも気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このスカイラインが自動運転としてどれだけ使えるものであるかを、すでにこの車で3万キロ以上走った僕が包み隠さずご紹介していきたいと思います。
手放し運転ができる場所
基本的に新型スカイラインが手放し運転に対応しているのは高速道路だけです。
一般道などでは対応しておりませんので、高速道路をめったに使わないと言う人たちにとっては無用の長物です。
一方私はというと東京と山梨の往復が仕事柄大変多いことから非常に使用頻度は高くなってます。
実際どのていど手放し運転が役に立つのか
皆さんがイメージをしている手放し運転と言うのはどれぐらいのレベルを想像していらっしゃるでしょうか。
私はこちらのスカイラインを運転する前は極めて短時間の手放し運転しか対応していないだろうと予測しておりました。
しかし、その予測は良い意味で期待を裏切ってくれました。
はっきり申し上げて手放し運転は非常に使えます。
それこそその気になれば山梨から東京までの高速道路でほぼ全ての時間を手放しで行くことも可能となります。
弱点もある
しかしながら、現実的にはずっと手放し運転をすると言うのは無理があります。
もちろんスカイラインがおバカだからというわけではありません。
それは手放し運転がスピード制限+10キロまでしか対応していないことによります。
もちろん僕は仮にも法律家である以上制限時速は当然遵守すべきものである事は十分に理解をしております。
ところが、現実的には制限時速で走っているとトラックにもあおられることがあるというのが実情です。
もちろん、追い越し車線ではなく走行車線をゆっくり走ることにはなるんですが、それでもトラックが苛立ち気味に自車を追い抜いていく事は頻繁に起こります。
特に中央自動車道は制限時速80キロに限定されていることから、このような状況が他の100キロの制限時速である箇所に比べて起こる確率が必然的に高くなるわけです。
なので、手放しの運転を長時間積極的に使う場面と言うのは非常に疲労が溜まっているような時にゆっくりと移動すると言う局面に限られてくるわけでございます。
ただ、そのような場面で手放し運転を使うと非常に快適に移動できる事は間違いないです。
ほぼ助手席に乗っているような感覚でスカイラインが僕を遠い場所へと連れてって行ってくれるためときには猛烈な眠気が襲ってくることもままあります。
正直に告白しますと一瞬寝落ちしてしまった事はこれまで1回や2回に限られません。
ZZZZ・・・
危険性はないのか
これまですでに30,000キロ以上走っておりますが、手放し運転をする上で危ないと言う場面には未だ幸いにも遭遇しておりません。
少なくてもはっきり申し上げて、人間が運転するよりはずっと安全ではないかと思われます。
人間は疲れてくると集中力がなくなってきます。
しかし機械にはそれがありませんので、疲れたときに運転を代わってくれるパートナーがいると考えれば良いのではないでしょうか。
長距離運転はいける?
手放し運転がそれだけ使えるものであればさぞかし長距離運転が楽だろうと思われるかもしれません。
僕もそう思ってました。
だから東京から大阪までこの新型スカイラインでYouTubeの撮影のため往復をしました。
しかし、自動運転だろうがなんだろうが疲れるものは疲れます。
二度と大阪まで車で行こうなんて言う気持ちになる事はないでしょう。。。。。
コスパはいかに
基本的に手放し運転に対応しているのはスカイラインの中でもハイブリットモデルに限られます。
ハイブリットモデルと言うとさぞかし燃費が良いかと言うことを想像されるかもしれませんが、はっきりっていまいちです。
私が以前乗っていたマツダのCX-5のほうがはるかに良かったと思います。
しかも新型スカイラインはハイオクです。
私ぐらい運転をすると下手すればガソリン代だけで月1万円も超えてしまうことがままあります。
本体価格も馬鹿になりません。
私が買ったモデルでもいろいろなオプション等を含めると6,000,000円位はしてしまいます。
確かにスカイラインは加速もよく、外見も非常にかっこいいと思います。
ただ私は基本的には安全運転をモットーとしており爆発的な加速を楽しむことを趣味とはしておりません。
またデザインも確かにかっこいいんですけれども、やはりそこは人によって好みが分かれるところであると思います。
オススメできるか
やはりなんといっても手放し運転は楽です。
今さらこの機能が付いていない車には戻れません。
さらに手放し運転だけでなくAppleCarPlayに対応していたり、車内でWi-Fi環境を設定できたりと目を見張る機能がいくつも備えられております。
実際私が運転している動画もあげておりますのでこちらも参考にしてみてください。
機会があれば日産に試乗に行ってみるのも良いかと思われます。